ファンダ分析で中小型お宝株探し

中小型株の銘柄分析と定点観測をします。

定点観測 6239 ナガオカ

こちらの記事は6239ナガオカの定点観測記事です。
過去の分析記事はこちらをご覧ください。

中小型株お宝銘柄探し 6239 ナガオカ - ファンダ分析で中小型お宝株探し

観測開始からの株価推移

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2016年1月からの株価推移

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最新コメント

ナガオカの株価は前回観測時から暴騰を続け、現在では2,764円を付けました。
ナガオカに関する詳細は下記の過去コメントや分析記事をご覧ください。
現在の株価水準とここからのマイルストーンは以下の通りです。

  • 現在:株価 2,764円、予想EPS 181円、PER 15倍
  • PER20倍:株価 3,676円、予想EPS 181円、PER 20倍
  • PER25倍:株価 4,596円、予想EPS 181円、PER 25倍

なお、今後のポテンシャルが期待されるハイシスに対する理解を深めるには、東洋紡や日東電工の逆浸透膜のビジネスケースを扱っている下記の書籍がおすすめです。

 

過去のコメント

(2019年11月)

ナガオカは、11/8の第一四半期決算並びに通気予測の大幅上方修正によって、一夜にして大人気銘柄へと変貌しました。決算の翌日以降3連続でストップ高となり、その後も継続して上昇、現在は増担保規制の対象となり、一旦落ち着いています。具体的な株価・予想EPS・PERの推移を見てみると、下記のようになります。

  • 決算発表直前(11/8):株価 743円、予想EPS 92円、PER 8.1倍
  • 決算発表直後(11/8):株価 743円、予想EPS 181円、PER 4.1倍
  • 4連騰後(11/14):株価 1,510円、予想EPS 181円、PER 8.3倍
  • 増担保規制開始前(11/19):株価 1,654円、予想EPS 181円、PER 9.1倍
  • 現在(11/26):株価 1,602円、予想EPS 181円、PER 8.8倍

ザックリ言えば、決算直後にEPSの上昇分がそのまま株価上昇につながり、その後は期待を織り込んでPERが上昇していっていると言えます。EPSの上昇分が素直に反映されたのは、元のPERが期待を織り込んでいなかったためです。ほとんどの人が無風だろうと思っていたところに不意打ちで上方修正が来たことが、急激な上げにつながりました。こういったタイミングでは、決算が悪くても下値は限定的なので、ローリスクでレバレッジをかけられますが、この時は私も油断しており、レバレッジはかけずじまいでした。

今後については、ナガオカには復配といったカタリストが残っているほか、ケミレスなど海外案件の進捗のプレスリリースが出る可能性もあることから、さらにPERが上昇していくことは十分に期待できるのではないでしょうか。

2016年の初頭から現在までを見ると、ナガオカの株価水準は、ようやくジャスダック指数の伸びに追いついたにすぎません。上で述べた通り、PERもまだ9倍弱ですので、引き続き株価が上昇し、上場来高値である2,268円を目指していく展開になることが期待されます。なおナガオカの株価は、PERが12倍で2,175円、15倍で2,791円ですので、タイミングはさておき、2,268円は射程圏内にあるように見えます。

(2019年10月)

ナガオカの株価は、ジャスダック指数とは無関係に動いているように見えますが、方向性の見えづらい直近はジャスダックと同様の動きをしています。私はチャートは詳しくありませんが、過去に株価が落ちた場合の下限は500円と、決算が良くなかった場合にさらに下に行く可能性はあるように見えます。一方、上値側はだいぶ下に落ちてきており、一度上昇に入れば、上昇トレンドを形成するように見えます。

 

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